お葬式の弔辞の準備と手順

お葬式で弔辞を依頼されたらまずは弔辞を書く必要があります。文章は話す時間を考慮して3分から5分程度で話せる長さが適切です。弔辞は巻紙に毛筆で書き、奉書紙に包むのが一般的ですが、略式では便箋にペンで記入し封筒に入れてもかまいません。封筒は白いもので一重のものにします。二重だと不幸が繰り返すということにつながり、縁起が悪いものといわれ忌み嫌われています。巻紙に毛筆で書く場合は薄めの墨で書く必要があります。

最初に弔辞と書き、その後本文を書いて日付、名前を書くという形式が標準的な書式になりますが、十分な余白や位置をよく考えて書くべきです。最後は遺族に渡され、また読まれることになるので、丁寧に書くことも必要です。お葬式までに自分で何度か呼んで練習することも大事です。次に書いたものを折りたたんで周りを奉書紙で包みます。本体と包む奉書紙に弔辞という言葉を書きますが、どちらも中央に弔辞という言葉が書かれるように位置関係に配慮が必要です。また包み方として慶事は右前、弔事は左前と決まっているので、包むときはどちらが前に来るかに注意して包みます。

最後に弔辞を読む手順について説明します。司会者から指名されたら前に出て僧侶や遺族に礼をして霊前に進みます。用意した弔辞を広げて読み、読み終わったらもとのようにに包んで壇上に供えます。読むときはマイクが用意されていることが多いですが、あまり大きな声にならないよう気を使いましょう。最後に霊前で頭を下げてから僧侶や遺族にまた礼をして席に戻り着席します。